鼻出血|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

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鼻出血

鼻出血

原因

・鼻の粘膜の傷
(鼻出血の約80%。鼻をいじったり、かんだり、くしゃみをした刺激や、乾燥、アレルギー性鼻炎などの鼻の炎症があるときに傷付きやすくなります)
・高血圧
・鼻の腫瘍
・外傷
・血が固まりづらい病気
血液をサラサラにする薬(バイアスピリン、ワーファリン、バファリンなど)の服用

部位

ほとんどの場合(約80%)は鼻の穴の入り口近くの部位から出ています。

治療は?

止血剤の噴霧や圧迫止血を行います。
それでも止血されない場合には
・電気焼灼(バイポーラという機械で出血部位の血管を焼きます)
・ガーゼでの圧迫止血(抗生物質のついたガーゼを数枚挿入します。特に奥の方から出ている場合など他の方法で止血できない時に使用します)

家で鼻出血があったときの対応と注意点

①まず座って、顎を引いて下を向いてください
②鼻の入り口を片手でしっかりつまみ、完全に鼻の穴がつぶれるようにする(鼻の硬い部分ではなく、柔らかい部分をつまんで下さい)。
③鼻の奥からのどに垂れ込んだ血液は口から吐き出してください。
(注意点)
①鼻にティッシュなど詰め物をして上を向くというのが一般的に知られています。しかし、鼻にティッシュを詰めると、抜くときに刺激になり再出血の可能性があります。また、上を向く事により血液がのどの方にたれこみ、呼吸しづらくなったり、血液を飲み込むと気持ち悪くなります。
②血液が固まり、血が出なくなるようにする為に、20分位はずっと鼻をつまみっぱなしにして下さい。その後も止まらなかったり、明らかに出血の量が多い時には耳鼻科に相談してください。

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