滲出性中耳炎の原因・症状・治療法について|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

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滲出性中耳炎(小児用)

滲出性中耳炎(小児用)

滲出性中耳炎

症状は?

耳が聴こえづらくなります。中耳炎とはいえ、耳の痛みは出ないのが特徴です。

原因は?

鼓膜の奥の中耳という部屋は、常に耳管(中耳と鼻の奥の方につながる管)を通して換気されています。中耳に炎症があったり、耳管の働きが悪かったり、鼻の奥の方に耳管をふさぐものがあると、中耳に水がたまったままの状態になるのがこの中耳炎の特徴です。
特にお子様の場合は、鼻の炎症やアデノイドという組織が大きくなっている事が原因となる事があります。
大人の場合は、耳管の出口に腫瘍がある可能性があります。

治療は?

鼻の治療を行いながら、耳管の機能を良くするお薬を服用します。
なかなか治らない場合は、鼓膜に小さな穴をあけて中の水を吸引したり、鼓膜に小さな穴のあいたチューブを挿入する手術をしたり、鼻から耳管を通して空気を送る処置をすることがあります。

この病気の注意点

治らないまま放っておくと、聴こえが悪い状態が続きます。また、将来的に真珠腫性中耳炎という手術が必要な中耳炎にかかってしまう可能性がありますので、良くなるまで定期的に耳鼻科に通院しましょう。

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