急性中耳炎の原因・症状・治療法について|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

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急性中耳炎

急性中耳炎

急性中耳炎

症状は?

耳痛、耳鳴り、難聴、耳だれがあります。
また、お子様の場合高熱が出る事があります。
小さいお子様で発熱・不機嫌が続き、その原因が中耳炎である場合があります。

原因は?

のどバイ菌やウイルスが、耳管という管を通して中耳という部屋に侵入してしまうことが原因となります。

治療は?

基本的には抗生物質痛み止めを使用します。なかなか良くならない場合には抗生物質を増やしたり、種類を変えます。
重症の場合は鼓膜に小さな穴をあけて、中耳の膿を出す事があります。繰り返し鼓膜の切開が必要になる場合には、鼓膜に穴の開いたチューブを置いておく手術が必要になる事があります。

この病気の注意点

最近は少なくなりましたが、治らないまま放置しておくと、炎症が周りに及び緊急手術が必要になる事もあります。
抗生物質は決められた回数・日数服用する事が非常に重要ですので、症状が良くなってきていても、処方された分量を服用する事をお勧めしています。

お子様の中耳炎が繰り返す理由

お子様の場合、以下の条件中耳炎が繰り返しやすくなります。

  • ① 耳管が大人より水平で相対的に太く短いため、鼻の菌が耳に入りやすい。
  • ② 免疫が弱い児の場合
  • ③ 集団保育の場合
  • ④ 受動喫煙
  • ⑤ 授乳栄養ではない時

中耳炎にかかった時の生活制限について

状況により以下の事を避ける事が良い事があります。

  • ① 臥位授乳:ミルクが鼻から耳の方に入っていく事があります。
  • ②  入浴 :体が温まり耳の痛みが強まる事があります。
  • ③ プール :体を冷やすと免疫低下につながります。
  • ④ 飛行機 :降下時に気圧の変化で悪化します。
  • ⑤  登校 :耳だれなどで周囲に感染を広げる可能性があります。

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