顔面神経麻痺|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

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顔面神経麻痺

顔面神経麻痺

症状は?

顔が動かしづらくなります。多くは左右どちらか一方の症状です。
口から水が垂れたり、目が閉じづらいといった症状で気付く事もあります。
帯状疱疹が原因となるタイプでは、耳の周りの発疹・聴こえづらさ・めまいも出る事があります。

原因は?

①原因不明のベル麻痺
②帯状疱疹ウイルスが原因のハント症候群
のいずれかが原因となる事が多いです。その他、外傷、中耳炎、腫瘍や炎症により顔面神経に異常をきたす事があります。

治療は?

ステロイド薬・抗ウイルス薬・血管拡張薬・ビタミン剤を一定期間内服します。
リハビリテーションを併用することがあります。
重症の場合は手術治療(顔面神経周囲の骨を削る手術)を行うことがあります。

この病気の注意点

早期にステロイド治療を行う方が治る可能性が高まるので、この病気を疑ったら早めに受診してください。
また、顔面神経麻痺の程度が重かったり、重症のめまいが合併している場合などは入院治療が必要になる事もありますので、その場合は入院設備のある耳鼻咽喉科に紹介させていただきます。
ステロイドを自分の判断で突然中止すると体調が悪くなる事があります。
治療中に症状が良くなったとしても、自己判断で薬を中止せずにクリニックで今後の治療方針を相談しましょう。

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