外耳道真菌症|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

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外耳道真菌症

外耳道真菌症

症状と原因

外耳道(鼓膜より外の部分)に真菌(=カビ)が増えてしまう病気です。
耳掃除をしすぎると、耳の中に傷ができそこからカビが繁殖する事があります。
また、プールや海に入った後に耳の中の湿度が高くなりカビが増えてしまう事があります。
①耳の痛み・かゆみ、②耳だれが出る、③耳あかの変色、④耳の中が臭い、などの症状が出ます。
カビが耳の穴に詰まったり、カビの周りに耳あかが詰まってしまった場合、聴こえが悪くなる事もあります。
ストレスや感冒、元々の持病などで抵抗力が弱っている方はこの病気にかかりやすくなります。
代表的なカビとして、カンジダ・アスペルギルスの2種があります。

治療法と、以後お気をつけ頂きたい事

外耳道真菌症の治療として一番重要な事は、耳のカビを徹底的に除去することです。
クリニックで直接耳の中を見ながら吸引などを使ってカビを除去し、抗真菌薬の軟膏(なんこう)をぬります。
カビは少しでも残っていると繁殖してしまうので、頻回な処置が必要で、治療は数週間~数か月かかる事もあります。
治療には根気がいります。
クリニックに来ることができない時、抗真菌薬の軟膏と点耳薬を使用して、自宅でも定期的に治療していただく事もあります。
外耳道真菌症が疑われた場合耳かきをできるだけ控えていただき、耳かき棒を家族で回して使用するのはやめるようにしましょう。

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