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中耳炎で行う検査|高松市の耳鼻科|わたなべ耳鼻咽喉科

中耳炎で行う検査

  • 中耳炎で行う検査

中耳炎で行う検査

純音聴力検査

方法
ヘッドホンを付けて、音が聞こえてきたらボタンを押していただきます。音が聞こえている間、ボタンをおし続ける事がポイントです。
大体5歳位から可能な検査です。検査に要する時間は約15分です。       
結果の見方
下に行けばいくほど(数字が大きくなるほど)“聴力が悪い”という事です。例えば20dBと40dBでは、“40dBの方が聴力が悪い“事を示しています。
25dBより下は“難聴”と言います。(ただし、年齢により正常な聴力は違うため一概にはいえません事には注意してください。)
また、図の左の方が“低い音”、右の方が“高い音”を示しています。
中耳炎で行う検査の写真

○が右耳、×が左耳の聴力を示しています。

ティンパノメトリ

純音聴力検査

鼓膜の張り具合を調べる事により鼓膜の中の中耳の状態を把握します。
耳の中にセンサー付きの耳栓を入れ、圧を入れたり抜いたりしてデータ測定します。
つばを飲み込まない事、動かない事がポイントです。約1分で終わります。検査による痛みなどは特にありません。

中耳炎で行う検査の写真

○が右耳、×が左耳の聴力を示しています。

  • A型:正常
  • B型:平坦な形です。
  • C型:山の頂上がA型と比べ左に寄っています。
  • B、C型は、中耳に液体がたまる事などにより鼓膜が引き込まれた状態を示しており、中耳炎などの存在を示しています。

その他の検査

OAE検査
乳幼児でも行える聴力検査です。純音聴力検査みたいにボタンを押さなくても聴力検査ができます。
側頭骨CT
2020年6月に導入しました。鼓膜の奥の病気の状態をより正確に把握するために行います。
ビデオ内視鏡検査
耳の穴を通して鼓膜の状態を細いカメラを用いて観察します。鼓膜に穴が開いている場合はその穴から中耳の観察も可能です。